〈学校概要〉
校長挨拶
一人ひとりを大切にする
フランスにあるシャルトル聖パウロ修道女会を母体とする、キリスト教のミッションスクールとして本校は設立されました。
所在地は箱根。澄みきった空気と四季折々の色彩…大自然の恵みの中で学び得ることは生涯の宝になるといっても過言ではありません。
聖書の最も重要な掟とされる『隣人を自分のように愛しなさい』
「愛しなさい。大切にしなさい。相手も。自分も」これが函嶺の源です。
教育の柱になっているのは、「一人ひとりを大切にすること」。
生徒がそれぞれの個性と才能を伸ばしていけるように、一人ひとりに寄り添いきめ細かく丁寧な教育を行ってまいります。
建学の精神
キリストの愛の教えに基づく全人教育を通して、社会に貢献できる子女の育成
個人のその場限りの要求・必要が満たされることを第一とする風潮がはびこる現代にあって、人と人とが関わり合う中でよりよいものが生まれ、人は成長できることを念頭に生徒の育成に努めてまいります。
教育の理念
新時代の国際人を目指して
本校の理想とする“新時代の国際人”とは、社会に奉仕するために、「国や人種を超えて互いの違いを認め合い、愛しあうことの出来る人」、そして、「自己の才能を伸ばす努力を怠らない人」のことを表します。学園の初代校長である山本ムメが、いつも生徒たちに呼びかけていた「一流の国際人におなりなさい」という言葉に由来し、本校の教育の理想として今に受け継がれています。
また、本校では、SDGsの活動に積極的に取り組む等の実践に努めています。
校訓と校章
函嶺白百合学園は、校訓として「従順」「勤勉」「愛徳」の精神を掲げています。
制 服
学園のあゆみ
1878年(明治11年)、フランスから函館へ渡来した シャルトル聖パウロ修道女会の3人のスールが修道院を創設しました。
白百合学園には現在、姉妹校が7校、大学2校と幼稚園および乳児院と二つの養護施設があります。いずれの学校も施設も、シャルトル聖パウロ修道女会を設立母体としています。本学園はその中で最も若い姉妹校です。
小学校、中学校、高等学校の一貫校として、卒業生総数は約4,000余名を数え、白百合女子大学をはじめとする多くの大学へ進学し、社会の各方面で活躍しています。
1944年(昭和19年) | 東京の白百合高等女学校ならびに付属小学校の箱根強羅疎開学園として出発 |
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1946年(昭和21年) | 現在の湘南白百合学園の分校となる |
1949年(昭和24年) | 独立して校名を函嶺白百合学園と称し、幼稚園・小学校・中学校・高等学校の一貫校として発足 |
1957年(昭和32年) | ルルド竣工 |
1964年(昭和39年) | 鉄筋コンクリート地上四階、地下一階の中高校舎完成 |
1975年(昭和50年) | 鉄筋コンクリート地上三階の小学校校舎完成 |
1979年(昭和54年) | 寄宿舎閉鎖 |
1981年(昭和56年) | 幼稚園廃園 |
1988年(昭和63年) | 中・高校舎増築、体育館改築 |
1994年(平成6年) | 特別教室棟新築 |
1996年(平成8年) | 中・高グラウンド落成 |
1999年(平成11年) | 創立50周年 50周年記念グラウンド落成 |
2001年(平成13年) | 寄宿舎 再開(9月) |
2002年(平成14年) | パウロ館取得 |
2006年(平成18年) | 新マリア寮完成(3月) *マリア寮の詳細はこちら |
2024年(令和6年) | 創立75周年 |