平成28年度NEWS 一覧

平成28年10月〜12月

 11月25日(金)、紅葉と、前日に降った雪がうっすら残る白百合女子大学を訪問しました。白百合女子大学について学長様、入試広報部長様からお話いただきました。AI(人工知能)が目覚しく発達する世の中で、AIでは補うことのできない共感力、他者への思いやりなどを身につけることが大切であると実感しました。大学で何をどう学び、社会に出たときにどのような女性が求められるかいうことを考える機会となりました。また、国文学の模擬授業を受けました。高校での授業とは一味ちがう興味深い読み方を味わうことができました。

 11月18日(金)、箱根町総合体育館「星槎レイクアリーナ箱根」にてクラスマッチが行われました。中学生、高校生の部に分かれ、バスケットボール、バレーボール、卓球の3種目で戦う行事です。運動部の部員がクラスメイトに技術を教えながら今まで体育の授業で練習してきた成果を十分に発揮し、生き生きと活動できた1日となりました。高校3年生は先生方との対決もあり盛り上がりました。またクラス対抗綱引きも白熱しました。結果は以下の通りです。校長先生から講評と表彰があった後、高校3年生から高校2年生への色別代表の引き継ぎが行われ、高校2年生は1年間の抱負を述べました。
 
バスケットボール優勝 中学3年生 / 高校1年生
バレーボール優勝 中学3年生 / 高校1年生
卓球優勝 中学1年生 / 高校1年生
綱引き 優勝 中学3年生  準優勝 高校2年生

 11月5日(土)、入試説明会を行い、多くのお客様にいらしていただきました。開始前にバイオリン部の生徒による独奏があり、説明会の司会は中学生が行いました。高校2年生による職業体験報告と、入試の形式や日程の説明の後は、中学入試・高校入試に分かれ、過去問勉強会を行いました。校内見学や寮見学を終えた後は、家庭科部が作ったブラウニーを召し上がっていただき、個別相談を行いました。
 受験生の皆様、これから寒くなりますが、体調に気をつけ、受験に備えましょう!

 11月1日(火)、修養会と追悼ミサが執り行われました。修養会では、中学生・高校生に分かれて神父様からお話をうかがい、各自感じたことと振り返りをノートにまとめました。今年のテーマは「共に生きる」。人は1人では生きられないこと、様々な方とのかかわり、環境が今の私達を形作っていること、それに感謝をすることをお話いただきました。修養会の後のミサでは、今年亡くなられた方のためにお祈りを捧げました。

10月27日(木)「国際礼法」
 高校3年生は卒業に向けて最後の仕上げとなる国際理法の授業を行いました。国際社会においてプロトコールを学ぶ意義や、必要な教養:サヴォアール・ヴィーヴルについてなどをはじめ、きちんとした場面でのレディーの身繕と立ち居振る舞いなどを学びました。今まで白百合生として制服に守られてきましたが、卒業した後は、一人の女性として品格、教養が問われることになります。今回のご講義は、今まで以上に心していかなければならないと生徒一同真剣に受講しました。
 
「租税教室」
 同日、午後は、小田原税務署の方をお招きして租税教室を行いました。国民一人一人が納める税金により、我々の安全で豊かな生活が維持されていることを改めて理解するとともに、今後の国債の問題を解決していかなければならないことや、税金が適正に使われていくように、有権者として積極的に政治に関心を持つことの大切さなどを学びました。
 
10月28日(金)「コミュニケーショントレーニング
 実践コミュニケーショントレーナーである西田弘次先生をお招きし、実践コミュニケーショントレーニングを行いました。
 実行可能な目標を持って繰り返し繰り返し実行していく、「できる」ようになることを、一人一人に丁寧にアドバイスいただきながらトレーニングできました。コミュニケーションはキャッチボールと言われますが、相手の目を見ること、ジェスチャーを交えること、顔の表情を意識することなどにより、安心感が増すということが実感されました。生徒たちは、「わかった」で終わらせることのないよう、これからの人生においてより良い人間関係を築くために実践していきたいと意欲的でした。

 10月27日(木)には箱根町立郷土資料館の方々の指導のもと、自分たちが打ったわらを使っての“わらじ作り”を1日かけて行いました。形が整わなかったり、わらつぎが上手くできなかったり…。苦心しながらも個々の足型に合わせたわらじを何とか完成させることができました。そして、翌日28日(金)の「わらじを履いて旧街道を歩く」という貴重な体験も無事に終えることができました。雨が降って濡れて滑りやすい石畳の道でも、わらじを履いていると滑らないという先人たちの知恵を知る機会となりました。その後、箱根関所や資料館も見学して知識を深めることができました。

 中学1年生は10月27日(木)と28日(金)の2日間、生命の星・地球博物館主任研究員の笠間友博先生のご指導のもと、箱根火山について学習しました。1日目は本校の理科室で油と色砂を使って火山を造る実験や火砕流を水槽の中で再現する実験をしました。2日目は石垣山に登り、箱根の地形を眺めながら、外輪山や中央火口丘など箱根の火山地形を学びました。また、板状節理によってできた平たい石を利用して作った段々畑の石垣や、江戸城の石垣の石を切り出した石丁場などを見学しました。箱根だからこそできる専門家の先生の指導による実験とフィールドワークでした。笠間先生、ありがとうございました。

 10月26日(水)は遠足でした。今年はフジテレビとお台場散策に行きました。フジテレビではクラス全員で協力して10分間の番組を製作するという体験学習をしました。スタッフの皆さんのとても熱心で親切なご指導のもと1人1人が自分の役割に真剣に取り組む姿がとても印象的でした。また、テレビ局の裏側も見学しました。様々な番組の大道具・小道具が保管されている倉庫や人気番組の撮影セットなどを見せていただきました。最後に、中1から高Ⅲまでが作った個性ある番組をDVDにしていただき、持ち帰りました。学園にもどり皆で番組を見るのが楽しみです。

 10月26日(水)~29日(土)、高校2年生41名は九州方面へ修学旅行に行ってきました。初日と2日目は平戸、外海方面に赴き、教会群を見学しました。紐差教会、田平教会、出津教会など、普段ならキリスト教信者の方のみが入れる場で、特別に中で神父様や信者の方からお話をうかがうことができ、お祈りを唱え、聖歌を歌いました。外海ではド・ロ神父記念館や遠藤周作文学館を訪れ、キリシタンが迫害された時代に生きた人々の様子、信仰心の厚さを知ることができました。その日の夜は被爆された方の平和講話をうかがい、中には涙する生徒もいました。今を生きる私達にできることは何か、改めて考える機会となりました。3日目は平和公園にて共同祈願と折鶴を捧げ、献花を行いました。前夜にうかがった話を思い出しながら原爆資料館を見学した後には、各班で長崎市内の自由行動に出発しました。朝から雨模様でしたが、自由行動やその後のハウステンボスでは天候が回復し、それぞれ思い出作りができました。バス内では総合学習の一環として、ガイドさんや運転手さん、添乗員さんに、職業について教えていただき、将来の糧とすることができました。最終日は佐賀に入り有田焼の絵付け体験(皆上手で驚きました!)、そして福岡の太宰府天満宮の参詣をし、来年度受験を控える生徒たちは合格を祈願していました。羽田での解散式では、4日間お世話になった添乗員さんにお礼を申し上げました。個人旅行では決して見ることのできないものを見、感じることのできないものを感じてきた、濃密な旅行となりました。

 10月25日(火)から28日(金)まで3泊4日で、奈良・京都へ行ってきました。最初に訪れた薬師寺では、お坊さんのスピーディーでユーモアを交えたお話に皆おなかを抱えて笑いながらも、聞き入っていました。この法話のおかげで研修旅行が元気一杯にスタートしました。次に訪れた奈良公園では大仏の大きさに圧倒され、シカと戯れ楽しい時間を過ごしました。興福寺国宝館では阿修羅像の前で熱心に係の方に質問する生徒もいました。法隆寺では最古の五重の塔を眺め、広い境内をゆっくりと見学しました。次に訪れた平等院は、天気も良く、班別に記念写真を撮りました。赤い鳥居で今話題の伏見稲荷大社は、海外の方にも人気で、鳥居の中は満員電車のようでした。三十三間堂を拝観し、清水寺に向かいました。清水寺では舞台で説明を聞いた後、自由に見学をしたりお買い物したりと楽しい時間となりました。27日(木)は念珠製作や西陣織を体験した後、班別自主研修でした。青空が広がり、それぞれ助け合いながら楽しんで過ごすことができました。しっとりと落ちついた銀閣寺を見学し、二条城ではうぐいす張りの床を歩きました。最後に友禅型絵染体験をしました。出来上がりが楽しみです。4日間曇りがちな空でしたが、沢山の世界遺産、国宝、文化に触れることができ、友人との関わりを深めることが出来ました。体調を崩す生徒も無く、帰りの新幹線まで元気一杯でした。

 中学2年生の後期3回、中学3年生の前期3回、合わせて計6回、実践コミュニケーショントレーナーの西田弘次先生をお招きして、アナログ式コミュニケーション法を教わります。
 10月3日(月)、中学2年生は第1回の授業を受けました。初回の今回は「自分の気持ちを知ること」がテーマでした。今HappyなのかUnhappyなのかを自分で把握するだけで、相手に接する時の態度を変えることができます。いらいらしている時、悲しい時・・・その気持ちのまま相手にぶつかるのではなく、自分を分析してから話せるように、これから心がけていきます。今回の授業で教わったことを常に意識するために、西田先生からシールをいただき、普段から目につくペンケースやペンに貼りました。

平成28年7月〜9月

 9月30日、天候が心配される曇り空でしたが、雨が降ることもなく、今年も予定通り1日防災訓練を実施することができました。箱根町消防署、箱根町総務防災課、小田原消防署の方々のご指導のもと、小中高全校児童・生徒で、地震、火災、噴火を想定した避難訓練やこれらに関する講義や実習を行いました。また高校1年生は全員が普通救命講習を受けました。消防署の方からは、全校児童・生徒が静かに落ち着いて避難できたこと、また、訓練全体の内容が充実していることなどをお褒めいただきました。これからも、より安全で安心な学園をめざし、防災対策、安全対策に努めていきます。ご協力くださった関係諸機関の皆様、本当にありがとうございました。

 9月28日(水)、1ヶ月後に修学旅行を控えた高校2年生は国際礼法の授業を受け、修学旅行の意義や、九州で学ぶべき事柄について講師の小林朋子先生より教えていただきました。イギリスで19世紀に始まったグランドツアーに基づき、明治維新後に国策として開始された修学旅行。この旅行を通して、国際社会に出る前に日本のルーツを見直し、そこから教訓を得ることができるよう、事前に予備知識を入れることができました。
 3校時からは宮ノ下の富士屋ホテルに赴き、フランス料理のフルコースをいただきながらテーブルマナーを教わりました。カトラリーの使い方や食事の場での立ち居振る舞いを学ぶことができました。

 9月22日(木)第2回箱根ジオパークオモテナシ英語プレゼン大会に本校の生徒3名も参加しました。この大会は、2020年の東京オリンピックに向けて英語力を高めることを目的としており、ジオパーク内の学校が集まってさまざまな発表がありました。本校の参加者も「南足柄」をテーマに立派なスピーチを発表しました。

 9月22日(木)、おだわら市民交流センターUMECOにて、Kanrei Music Hourと称し、バイオリン部の発表と生徒作品展示を行いました。30分の演奏を3度行いましたが、どの回もお客様や在校生、保護者の方、卒業生の方、入学希望の方などが多く訪れ、演奏を楽しんでいかれました。
 11月20日(日)にも、同じ場所にて生徒発表の場を設ける予定です。

 9月19日(月)、高校1年生と高校2年生の計5名が、小田原ライオンズクラブ主催のイングリッシュ・スピーチ・コンテストに参加しました。今回は9校から23名の参加で、スピーチのテーマは自由、5分間英語でスピーチを行いました。それぞれが準備した原稿を十分練習してきて、堂々と発表することができました。コンテストの最後に全員に敢闘賞が渡され、1名小田原市長賞を受賞することができました。また昨年度準優勝した本校の高校3年生が、海外派遣研修報告としてアメリカで過ごした3週間の様子を発表しました。来年も積極的に参加したいと思います。

 実践コミュニケーショントレーナーの西田弘次先生より、6回にわたって対人コミュニケーションについて教わる授業を、中学2年生の後期より中学3年生の前期まで行っています。
 中学3年生は9月15日(木)、第6回国際コミュニケーションを受け終えました。最終回となった今回は「アサーション」について。自己表現には大きく分けて3種類(自分を大切にしない「非主張型」、相手を大切にしない「攻撃型」、どちらも大切にする「アサーティブ」)があることを教わり、それぞれどのような言葉や態度が当てはまるか皆で考えました。授業の最後には西田先生から1人ずつ修了証が手渡されました。
 この1年でコミュニケーションの授業を通し、「聞く力」、「聞く姿勢」、「他者との接し方」などを身につけ、中学3年生は大きく成長することができました。

 9月3日(土)、4日(日)は第51回白百合祭で、多くのお客様にお越しいただき大変賑わいました。今年のスローガンは「Brand New Day ~手と手を合わせてつくる世界~」、生徒は皆互いに助け合い、手と手を取り合って準備を進めてきました。
 白百合祭当日は、物品販売や食品販売、ゲーム、お化け屋敷、舞台発表など、それぞれの企画が、おもてなしの心を持って行うことができ、充実した2日間となりました。

 9月1日(木)の午後、第51回白百合祭の開祭式と、歌舞伎役者である中村橋之助氏講演会が行われました。開祭式では各企画の代表が、それぞれ企画紹介をユーモアたっぷりに行いました。
 中村橋之助氏のお母様は本校の卒業生でいらっしゃいます。中村氏からは、何故歌舞伎を始めたのか、歌舞伎とはどのような世界かなど、ご自身の体験を交えながらお話いただき、生徒からの質問にも快く答えていただきました。前日がお誕生日とのことで、皆でハッピーバースデーを歌い、最後には全校生徒と記念撮影を行いました。

 8月29日(月)は夏休み明け最初の登校日でした。夏に行われた運動部の試合の表彰、英検の表彰がなされた後、校長先生より、「リオデジャネイロ・オリンピックで活躍した選手のように、私達も何事にも真摯に取り組み、結果につなげていきましょう」とお話いただきました。 

 毎年8月下旬、白百合学園、湘南白百合学園、聖ヨゼフ学園、函嶺白百合学園の4校が集い、バレーボール部、バスケットボール部、卓球部の親善試合を行っています。
 8月24日(水)、第58回姉妹校球技大会が湘南白百合学園体育館にて行われました。それぞれの競技で、部員が今まで練習してきた成果を発揮することができました。バレーボール部、バスケットボール部は準優勝カップを持ち帰ることができました。

 8月6日(土)、高校1年生はオーストラリア希望者研修最終プログラムとして、世界遺産であるブルーマウンテンを観光しました。この日はとても冷えましたが空気が澄んでおり、スリーシスターズを初め美しい景色を見ることができました。
 翌日7日(日)の早朝、12名全員帰国の途につくことができました。様々な学びを得、大きく成長することができた2週間となりました。

 8月5日(金)はCatherine McAuley校への最終登校日でした。Year 7の授業では、Catherine McAuley生と自己紹介をし合ったのち、広島の原爆投下の日が近いことをふまえ、鶴の折り方を教えました。English class ではホストファミリーへのthank youカードを作り、2週間お世話になったRachel 先生ともお別れをしました。また、Catherine McAuley校の校長先生より1人ずつ修了証を頂くことができました。
 本日6日にホストファミリーと別れ、世界遺産ブルーマウンテンを見学し、いよいよ日本へ帰国の途に着きます。

 8月4日(木)のEnglish class では、最終日に訪れるブルーマウンテンズのことを勉強しました。どうして「ブルー」と呼ばれるのかわかったところで、ユーカリのはちみつを味見しました。またアンザックについて学び、アンザックビスケットも頂きました。
 ランチはfarewell を兼ねてみんなで集まって中庭で食べました。

 8月3日(水)は、タロンガ動物園に出かけ、オーストラリア特有のものをはじめ、様々な動物を見ることができました。この日は雨が降り寒かったですが、楽しく過ごすことができました。

 高校1年生12名は、毎日オーストラリアで多くのことを体験し、教わっています。8月2日(火)はyear8に函嶺生が日本文化の発表をしたあと、オーストラリアのゲームを教わりました。year11との授業ではCatherine McAuley生によるオーストラリアについての発表を聞き、オーストラリアの食べ物を実際に頂きました。ラミントン、パブロバ、ベジマイトなど、甘かったり塩っぽかったりと様々な味がしました。English class ではオーストラリアの動物とアボリジニについて学びました。また、珍しく雨が降った1日でした。

 8月1日(月)のEnglish class は土日に何をしたか、聞かれた後に日記を英語で書きました。Year9との授業ではお互いに英語と日本語で質問をしたあと、プレゼント交換をしました。Year7との授業ではインタビューされ、year10とは「校則」の違いを話し、交流を深めました。

 7月31日(日)、8月1日(月)に、生徒会と役員会は昨年同様、仙台の被災地を訪問しました。南三陸町の防災センターやホテル観洋では震災当時のお話をうかがい、震災を風化させないためのバスツアーにも参加しました。仙台白百合学園の生徒会との交流もでき、様々な学びやつながりを得ることができた2日間となりました。

 7月29日(金)、函嶺夏の体験教室を実施し、小学5・6年生の方々にご参加いただきました。国語科の教員とともに「折句」を作ったり、中学2年生の総合学習で取り組むわらじ作りを、ミニサイズで体験したりしました。

 7月29日(金)のEnglish class はレストランでの注文の仕方を教わりました。その後、中学2年生と一緒に「ねりきり」と「巻き寿司」を作りました。函嶺生も「作ったことがない」といいながら一生懸命作っていました。昼食後、ホストシスターと一緒に授業を受けました。
初めての週末はそれぞれホストファミリーと過ごします。

 7月28日(木)の英語の授業では、ホストファミリーに聞く質問の練習をしました。
 Japanese Assemblyの時間では、教頭先生のスピーチと、函嶺生の発表、Catherine 校の発表がありました。
 その後Catherine McAuley生に学校見学に連れて行っていただき、それぞれのスポーツプログラムに行きました。

 7月27日(水)、高校1年生はCamdenのGledswood Farmへ赴き、オーストラリアの牧場で様々な体験をしました。オーストラリアのカウボーイが作る紅茶とパン(Billy TeaとDamper)をいただいたり、羊の毛刈りや牧羊犬の働きを見学したり、ブーメランや鞭体験をしました。昼食はオーストラリア流のBBQで、オージービーフを美味しくいただきました。

 高校1年生12名は、Catherine McAuley校へはじめて登校し、授業が始まりました。学校ではESLの先生による英語クラスを受け、現地の生徒との交流も楽しくできたようです。
 電車を使い、ショッピングモールへ移動し、スーパーでの買い物などを体験しました。

 7月25日(月)、高校1年生の希望者12名が無事オーストラリアのシドニーに到着しました。本日は良い天気の中、ボンダイビーチと聖メアリー大聖堂を訪れました。その後生徒たちは待ちに待ったホストファミリーとの対面を済ませ各家庭に向かいました。明日からCatherine McAuley校での授業が始まります。

 7月24日(日)、高校1年生の希望者12名が羽田空港国際線ターミナルより、22:10の飛行機でオーストラリアのシドニーに出発しました。これから15日間、現地のCatherine McAuley校に通い、英語やオーストラリア文化を身につけます。

 7月21日(木)、夏休み前最後の登校日となりました。全校生徒が集まり全体集会が行われた後、神奈川県小田原保健福祉事務所生活衛生部の落合様にいらしていただき、薬物乱用防止教室を開いていただきました。薬物の種類や恐ろしさについてパワーポイントを通して教わっただけでなく、神奈川県が作った薬物乱用防止動画を見たり、喫煙や飲酒に隠された怖さについて教えていただいたりもました。夏を有意義なものにするため、今回の講座の内容を頭に入れ、健全に過ごしたいです。

 7月16日(土)、17日(日)、高校1年生の希望者を対象に、フランス語合宿が行われました。白百合女子大学文学部フランス語フランス文学科の教授や、大学院生、フランス人留学生、TAの方々がいらしてくださり、フランス語の基礎やフランス文化について、毎年楽しく教えてくださいます。今年もアルファベの書き方や歌を教わったり、フランスの食べ物やお菓子に挑戦したりと、箱根にいながら国際的な濃い時間を過ごすことができました。

平成28年4月〜6月

 6月29日(水)、聖ペトロ・聖パウロの祝日に合わせ、本校では学園記念日ミサが行われました。御殿場教会の金子神父様から、「学園記念日を休校にする学校もあるが、記念日は皆でお祝いすると喜びが増す。函嶺白百合学園は戦時中にできたため、創立時に大きな困難を抱えていた学校。今を生きる私達も困難に出会ったとき、白百合の花のように清純と気高さをもって乗り越えられるようになりたい」とお話いただきました。
 勤続25周年の先生のお祝いも同時に行い、理事長先生から賞状、生徒からメッセージと花束が送られました。

 6月18日(土)、学校見学会である「函嶺に行こう!―学校説明・体験―」が行われ、本校の入学を希望される方や本校に興味を持ってくださる方が来校されました。合唱部の発表や高校2年生のスピーチを聞いていただき、児童・生徒の皆様には本校生徒と一緒にスノーポンポンというお菓子作りに挑戦していただきました。良い天気の中実施することができ、気持ちの良い箱根の空気を肌で感じていただけたと思います。アンケートには、生徒の発表や応対の態度が良いと多く書かれ、ご好評いただきました。

 6月11日(土)、平成28年度体育祭が行われました。梅雨に入り天候が危ぶまれた中、当日はとても良い天気に恵まれて体育祭を開催することができました。中学1年生から高校3年生までが各学年でダンスをしたり、4色に分かれて競技や応援合戦をしました。中でも高校2・3年生はグループに分かれ、自分たちで用意した色々な仮装をしてダンスをしました。体育祭は2年に1度の開催だからこそ、どの色も学年を越えて団結し、みんな全力で取り組むことができたのだと思います。閉会式で、優勝した白組に優勝杯が手渡され、無事に終了することができました。最後に高校1・2年生から高校3年生へ感謝の言葉が贈られ、感極まって目を潤ませている方もいました。お忙しい中ご来場くださいましたご来賓の皆様、保護者や家族の皆様、ありがとうございました。
(文:高校3年生体育祭実行委員長)

 6月8日(水)中学3年生は、実践コミュニケーショントレーナーの西田弘次先生に今回で5回目の講義をして頂きました。(詳しくは「国際教育」参照。)
今回のテーマは「言葉以外のコミュニケーションについて」です。言葉以外のコミュニケーションには、相手との距離や目線の高さで相手への印象の違いを与えるパーソナルスペース、身振りや手振りを使ったボディ・ラングゲージなど様々なものがありました。生徒は、これら言葉以外のコミュニケーションがどのように、相手へ伝わるかということを目でみて体験して相手の立場になって物事を考えられる機会になりました。

 6月6日(月)の6・7時間目、高校2年生は総合学習の一環として、富士屋ホテル株式会社の総務部人事課の方より、「働くこと、社会人とは」、「ホテルの仕事について」、「箱根について」をテーマにご講演いただきました。
 働く場は「得意」を活かせる場であると良いことや、第一印象は15秒で決まり、信頼と信用を築くことや挨拶、目標を持つことが大切であることなど、社会人としての基本情報を教えていただきました。またホテル業は在庫のきかない業種で、お客様の思い出作りのお手伝いのためには失敗が許されないこと、富士屋ホテルが箱根の観光資源をいかに安全に周知していくかを模索してできたホテルであることなども知ることができました。
 高校2年生は夏休みを利用し、富士屋ホテルを含めた近隣の企業のご協力を得て職業体験に出かけます。各自がこの日教わったことを活かして実施できるよう、夏までに様々な準備を進めたいです。

 5月19日(木)のLHRは前期生徒総会でした。生徒会の進行により、まず各委員会の委員長から、今年度の新たな取り組みが発表されました。放送委員会による朝礼時の「聖歌を歌おうウィーク」実施、美化委員会による「清掃時の豆知識アンケート」実施など、今年度初の試みとなるものが早速実行され、結果が報告されました。自分たちの力で生徒会を推進する意気込みの感じられる新たな形式の生徒総会でした。
 最後に生徒会より、リーダー研修会で話し合ったことの報告がありました。節約白百合ランチや朝の挨拶運動の実施方法・内容の検討など、生徒一人ひとりが積極的に取り組める活動にするためにより良い方向へ話を進めています。

 5月15日(日)、箱根路森林浴ウォークのボランティアに52名の有志の高校生が参加しました。五月晴れの中3コースに分かれ、会の司会や受付、道案内、飲み物販売、パンフレット配布など、それぞれの仕事を全うしました。1,000人近くの参加者の方から笑顔をいただくことができました。

 本校では多くの生徒が電車通学をしています。5月12日(木)のLHRでは、毎日乗車する電車での態度について、色別のグループに分かれて話し合いました。「優先席に座っていないか」、「床に荷物を置いていないか」、「話し声の大きさはどうか」、「駅員の方に挨拶しているか」、「駆け込み乗車をしていないか」など、複数の議題について各学年が現状報告をし、高校3年生が集約して、最後に行動目標を決めました。
 また、バス通学者も同様「車内の態度」や「乗り換え時の態度」について、徒歩通学者は「地域の方に挨拶ができているか」などを振り返りました。
 どこでも白百合生としてマナーを守り、良い態度で過ごしていきたいです。

 5月7日(土)、13時から15時の間、小田原駅の改札前にて、生徒会と委員会の委員長が募金活動を行いました。多くの方にご協力いただき、総額307,273円が集まりました。ありがとうございました。熊本、そして姉妹校である八代白百合学園に義援金としてお送りします。

 「一流の国際人」を目指す白百合生は、中学の間にコミュニケーション力の向上を図るため、実践コミュニケーショントレーナーの西田弘次先生に講義をしていただいています。(詳しくは「国際教育」参照。)5月9日(月)、中学1年生と中学3年生が授業をしていただきました。
 中学1年生は入学してから約1ヶ月が経ちました。新しい環境でコミュニケーションをとっていくにあたり必要なことを、アクティビティーを通して楽しく教えていただきました。
 中学3年生は4回目の授業でした。今回は「言葉の解釈」をテーマに、自分が置かれている状況をプラスに捉えるかマイナスに捉えるかで気持ちが変わることを教わりました。「○○しかない」のか、それとも「○○もある」のか。自分も周囲も嬉しい気持ちで過ごせるよう、今後物事の受け取り方を工夫していきたいです。

 4月11日(月)の午後、新入生歓迎会を行いました。新中学1年生、高校1年生を温かく拍手でお迎えしました。毎年恒例の対面式では、新入生と在校生が向かい合って、函嶺白百合で用いる挨拶「ごきげんよう」を交わしました。その後生徒会から学園生活の簡単な説明があり、各部活動が趣向を凝らした紹介を行いました。新入生の皆様には、この学園で様々なことに興味を持ち、挑戦していただきたいと思います。

 平成28年度がスタートしました。4月6日(水)に始業式、7日(木)に入学式が行われ、各学年フレッシュな気持ちで登校しました。新1年生や新任の先生方が新たな環境で楽しく過ごせるよう、白百合生一同温かくお迎えし、皆で有意義な1年を過ごしたいと思います。
 8日(金)には、前日の春の嵐に負けずに残った桜の花々が満開となりました。