半年かけて大切に育ててきたお米。約400グラムのお米を収穫することができました。
そして、いよいよ食べる時がやってきました。
これは、瓶と棒を使った精米の方法。
五年教室前には数週間前から瓶が並んでいます。昔ながらの精米方法を試していたのです。時間があるとき、その前を通りかかったとき、5年生はツンツンツン。少しずつ少しずつですが、精米をしてきました。
「機械って速くてすごいなー。」「手だと時間がかかるよね。」と、精米機の勢いにくぎ付けでした。
精米も無事に終わり、いよいよ炊飯です。今日は、炊飯時のお米の様子がよくわかるようにビーカーを使って炊飯に挑戦しました。(理科の実験用のビーカーではありません。)
「水の量は?」「お米の重さの1.5倍の!」前回、学習したことを思い出し、炊飯開始です。
お米を洗い、水に浸して30分後。「お米が膨らんでます。」と、お米の変化に気がつきました。しっかり水分を吸った証拠です。
沸騰するまでは、中火くらい。「ブクブクしてきました。」「お米が踊っています。」など、お米の様子をじっくり観察していました。
そして、大きな泡がブクブクブク。水分がなくなるまで今度は、弱火で様子を見ていきます。すると、「蓋が取れそうです。」「お米が大きくなってきました。」「元の2倍以上に増えました。」など、皆、変化に気き、大盛り上がり。
炊きはじめて約25分、水分がなくなりました。最後に10分蒸らして出来上がりです。
「おいしー。」「大満足です!」
こちらは、おこげの争奪戦。
自分たちで土作りから始めたお米作り体験。今日で完結です。半年間、毎日、毎日、屋上のバケツ稲を観察して、水の温度を確かめたり、虫取りをしたりと、ミニ農家さんを体験してきました。今日の食べたお米の味は格別だったはずです。この体験を通して、多くのことを学ぶことができたと思います。